人材開発に関する最新情報をお届けいたします
(2010/05/31)
毎週更新


企業、地域、業界において技能者を活用する取組
【厚生労働省 職業能力開発局】
http://www.mhlw.go.jp/bunya/nouryoku/ginoukentei/katsuyou.html

平成21年度「ものづくり立国の推進事業」より。技能士に代表される優れた技能労働者は、優れた製品を安全かつ効率的に製造することにより、製品を使用する国民の生活を豊かにし、日本の産業競争力の維持・発展に貢献している。ものづくり立国を確かなものとするためには、我が国における技能労働者の地位向上を図ることが必要であり、とりわけ業界の特性に応じ、業界が一体となって率先して取り組むことが極めて重要である。本事業は、企業内の人材育成・処遇等や製品製造・開発における技能士活用の好事例を収集し、発表することにより、企業における技能者育成・活用、処遇改善の取組をより一層促進するとともに、国民各層に優れた技能の重要性に対する認識の促進を目的としている。技能検定は、職業能力開発促進法に基づき、労働者の有する技能を一定の基準によって検定し、これを公証する国家検定制度である。技能検定は、労働者の技能習得意欲を増進させるとともに、労働者の雇用の安定、円滑な再就職、労働者の社会的な評価の向上に重要な役割を有しており、ひいては我が国産業の発展に寄与するものである。


我が国における職業に関する資格の分析― Web免許資格調査から―
【JILPT 独立行政法人 労働政策研究・研修機構】
http://www.jil.go.jp/institute/reports/2010/0121.htm

労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書」より。本研究は、在職者から資格(国や民間機関等の第3者機関から発行・認定されたもの。企業内資格は含まない。)の所持と職業に対する評価等の情報をWeb調査により収集し、体系的な整理を行い、資格の労働市場での有効性等の分析を行ったものである。20名以上所持の375資格の多くが専門的・技術的職業、生産工程・労務の職業に集中した。日用品製造、印刷・写真、百貨店・スーパー、販売・配達、レジャー・スポーツ、マスコミ・芸能、デザイン・広告、芸術・工芸の職業分野は、資格所持が少なく入職時必要性・仕事遂行上有効性も低く、資格未整備分野と考えられた。資格所持は、女性、中等教育修了者の収入に対する重回帰分析では負の効果となり、単純には高収入に結び付かなかった。決定木分析では、高卒・大卒女性で入職時必要、仕事遂行上有効性が高い資格の所持が収入に最も影響していた。50名以上が所持している227の各資格について、従事職業、入職時必要性、仕事遂行上有効性、取得必要期間、資格取得時期等、多くの資格を網羅する客観的なデータを示した。


21世紀 中小企業ニューディール政策 −幸せで豊かで活力ある『中小輝業』へのフロンティア−
【社団法人 経済同友会】
http://www.doyukai.or.jp/policyproposals/articles/2010/100524a.html

経済同友会の提言。高い技術力を持った「文明型中小企業」は、大企業と連携して世界へと飛び出し、それが刺激となって次なるイノベーションを生んで行く。「文化型中小企業」は、きめ細かさ・もてなしなど優れた日本文化を世界に向けて発信してゆく。こうして再び「中小企業経営者という豊かな中間層」が生まれ、内需も含めて大きな経済循環が回り出す。もちろん現実は甘くないので、個々の中小企業が粉骨砕身の自助努力を行うことが大前提であるが、中小企業は成長戦略の大きな柱となり得る存在である。特に、観光戦略との有機的連携を展望できる「文化型」が極めて大きな鍵を握る。各地域で文化・伝統を守ってきた中小企業にとっては、目に前に大きな飛躍へのフロンティアが広がっている。しかしながら、政府の「成長戦略」における中小企業の位置付けははっきりしていない。相変わらず“弱者たる中小企業の保護政策”という発想が中心で、結果的に「経済生態系」の活力を弱めているのではないかと懸念される。「21世紀中小企業ニューディール政策」によって、「がんばる中小企業」が『中小輝業』に変わることこそ成長戦略の要であることを、改めて訴えたい。


若手社員の定着・戦力化の実態調査 2010
【株式会社 リクルートマネジメントソリューションズ】
http://www.recruit-ms.co.jp/research/inquiry/in100526.html

リクルートマネジメントソリューションズの調査。新卒入社1〜3年目の若手社員を対象として、適応状況とその要因を明らかにするため、「総合評価」「社会人基礎力」「EQ」「姿勢・態度」「人格的成熟度」の5側面40項目について上司による5段階の評価データを収集するとともに、対象者の採用時に実施されたSPI2の結果との関係を分析した。上司評価の平均値は、「将来性」が3.6、「職場適応度」が4.1、「職務適応度」が3.7、「メンタルヘルス良好度」が3.7となっており、概ね仕事や組織に適応しているといえる。評価ランクが1もしくは2を不適応群とした場合、その出現率は、「将来性」で12.0%、「職場適応度」で3.5%、「職務適応度」で10.7%、「メンタルヘルス良好度」で7.1%であり、大半の若手社員は大きな問題のない状況と見られている。採用選考時に実施されたSPI2の基礎能力得点は、「将来性」「職場適応度」「職務適応度」「メンタルヘルス良好度」すべての評価と有意な関係を示しており、この種の知的能力が入社後の適応に幅広く影響することがわかる。今回の調査の対象が選抜された入社者のみであり、「基礎能力総合」の平均点が57.3点と高いことを考慮すると、注目すべきポイントといえる。また、この傾向は「非言語的能力」でより顕著である。


2010年新社会人の意識調査
【株式会社 マクロミル】
http://www.macromill.com/r_data/20100524freshman/index.html

マクロミルの調査。全国の新社会人に、現在の勤務先の就職活動時の志望順位を尋ねたところ、「第一希望」と回答した人は42%、「第二希望」は22%、「第三希望」は8%、「第四希望以下」は29%。2009年度と比較すると、「第一希望」に入社した人が7ポイント減少し、「第四志望以下」に入社した人が9ポイント増加しており、不況下での就職活動の影響がうかがえる。現在の勤務先にどの程度満足しているか尋ねたところ、「満足(満足+どちらかといえば満足)」と回答した人は74%。一方、「不満(不満+どちらかといえば不満)」と回答した人は10%。過去2年間の調査と比較すると、年々満足度が高まっており2008年の調査(66%)と比べて8ポイント上昇。仕事における意識や考え方について意見を尋ねたところ、「指示をもらった方が働きやすい」と回答した新社会人は71%。また、「失敗するのが怖い」という人は70%、「平凡でも安定した人生を送りたい」という人は64%。人事制度・評価について「年功序列」と「能力主義」のどちらを望むか尋ねたところ、「年功序列」を望む人が41%、「能力主義」を望む人が35%。「年功序列」を希望する人は、年々増加し、今年初めて4割を超えた。


「女性の働き方に関する調査」結果発表
【株式会社 毎日コミュニケーションズ】
http://www.mycom.co.jp/news/2010/05/_2097.html

働く女子にうれしい情報サイト「escala cafe(エスカーラカフェ)」の調査。「今の会社に満足していますか?」と尋ねたところ、「非常に満足」(5.8%)「やや満足」(43.5%)「やや不満」(39.3%)「非常に不満」(11.3%)となり、不満を感じている人が50.6%と、満足している人に比べて若干上回る結果となった。また、「今の会社は女性にとって働きやすいと思いますか?」との問いに対しては、「非常にそう思う」(8.2%)「ややそう思う」(42.2%)「あまりそう思わない」(34.8%)「全くそう思わない」(14.8%)となり、働きやすいと思うが50.4%、働きやすいと思わないが49.6%とほぼ二分する結果となった。「結婚後も仕事を続けたいと思いますか?」と尋ねたところ、「絶対続けたい」(17.1%)「できれば続けたい」(52.3%)と、約7割の女性が仕事を続けたいと思っていることがわかった。出産後に関しても「絶対続けたい」(8.1%)「できれば続けたい」(49.0%)と半数以上が続けたいと回答。「仕事をしながら出産・育児をすることに関して、不安はありますか?」と尋ねたところ、97.3%の女性が「はい」と回答した。


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