就職活動実践アドバイス No.3
>>> 自己分析は漢方薬 <<<
就職活動における「自己分析」は“漢方薬”の役割を果たす。即効性はないが、じわじわと効き目が発揮されてくるような存在だ。就職活動では往々にして、風邪をひいたら風邪薬、腹をこわしたら胃腸薬…とついつい即効性、対処療法的に「その場しのぎ」の処方箋を欲しがるものだが、結果として、思いつき程度の自己PR、志望動機で失敗をする。選考過程を1−2回突破できても最後につまずく。
自己分析の成果はすぐには見えない。自己分析がつまらないのは、この成果が具体的にどこに現れるかがわからないからであり、多くが短絡的な結論に走る原因といえる。しかし、確実に漢方薬のように聞いてくるのだ。
なぜなら、自分分析はまず自分の体質(性格、能力、行動特徴、適性、将来像、価値観など)を把握することから始まる。ここでハッキリと対処療法的か対因療法的かに分かれ、就職活動の成果に差が付くスタートとなる。情報収集では闇雲に資料請求したりエントリーすることがなくなる。業界研究・職種研究でも「自分の選択基準」が明確になっているので、間違った絞り込みもしないし、的が絞れて無駄がなくなる。自己PRや志望動機作りだけでなく、面接の受け答えも自己分析のファイルから適宜出し入れすればいい。
また、自己分析の結果、現状の自分の能力と企業から求められている能力のギャップ=問題が明確になるから、体質改善のための能力向上が容易になる。
もちろん漢方薬は万能薬ではない。むしろ即効性がない分、扱いが難しいかもしれない。煎じる(作業する)時間もかかる。だからこそ、自己分析をしっかりと行った学生は就職活動の80%が成功したといわれる所以かもしれない。
就職活動の漢方薬−自己分析を疎かにする学生に、内定への道は遠い。 |
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