就職活動実践アドバイス No.15

>>> 業界研究と職種研究、どちらを先に考えるか <<<



 多くの学生が業界から考えるか、職種から考えるかで迷う。正解はないが、昨今の社会環境や企業側のスタンスを考えると「職種」からのアプローチが主流といえる。間違っても「企業から考える」ことは避けて欲しい。なぜ職種から探すことがいいのか、その理由は

1.業界のシームレス化
 規制緩和、グローバルな競争を反映して、損保と生保の相互乗り入れ、銀行の証券業・保険業参入、異業種からの銀行業参入など業界ごとに限られた仕事の区分が崩れている。「この業界だからこの仕事」と明確にできなくなってきた。

2.職種別採用など企業側がスペシャリティ・専門性・職種への意欲を重視
 今、多くの業界・企業で「職種別採用」「スペシャリスト(専門職)採用」が主流である。「職種」が主流とは、まずは何をやりたいかが基本であり、仕事を中心に就職活動を考えることでリスクは軽減される。

3.長期的に見ると「専門性を磨いて自分を商品化」した方が、環境変化に強い
 企業の買収&合併、企業分割法の制定による事業の売却・分社の容易性、外資系の進出など入社した企業がいつまでも存続する可能性は低くなっている。そうなると業界や雇用・転職市場で自分を評価してもらうには市場価値が重要になる。その市場価値を高めるのは専門性であり、職種重視となる。また職種から考えると、視野(応募業界・企業)は格段に広くなるはずである。



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