東北地方太平洋沖地震により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災された皆様、そのご家族に、心よりお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧とご無事を心よりお祈り申し上げます。
大震災からの復興への足音も少しずつ力強いものになってきた。本格的とはいわないが、日本再生への動きは確実にやってきている。いよいよ春本番、ポカポカ陽気に誘われて春を満喫したい気分だが、就活真っ只中の学生諸君にはそうした気分になかなかなれないであろう。大震災の影響もあり、相変わらず景気は深く濃厚な霧の中にさまよっている感があり視界は悪い。3月の暗澹たる気分よりは多少は好転していると思えるが、雇用の不安定さ、雇用そのものの不安から起こる消費の手控え、その結果起こる企業業績の低迷、そして雇用・賃金カット・・・日本経済は再び負のスパイラルに陥ってしまった感があり、一部の勝ち組企業や内需関連企業での採用意欲は旺盛だが、多くの企業で新卒採用の動向は今ひとつハッキリしない。
東北地方の方々だけでなく、東日本で就活をしている学生諸君もできるだけ早く立ち上がって動き出すことが必要だ。今必要なのは、無理を承知で「未来志向」の気持ちで物事に立ち向かっていくことだと思う。
企業の採用意欲はおいておき、学生諸君の働く意欲、入社や仕事への熱意はどうだろうか。
焦る気持ちからの空回りは心配だが、模擬面接や企業の面接場面に立ち会っていると学生諸君から覇気、意欲、熱意、波動みたいなものが伝わってこないのが残念でしょうがない。熱意溢れる自己PRや志望動機を聞いたことがない。内容を度外視しても、力強く本気度が感じるアピールであれば、企業担当者の心は動く。しかし、動かされる面接はほとんどない。
「採用活動に関する調査」といったデータによると、厳選採用を反映して、内定者の能力や知的レベルの満足度はいずれの企業でも強いという宇。しかし、学生に欠けているものは何かと当と、上位3つは「熱意」「コミュニケーション能力」「バイタリティ」だという。特に、「熱意」に関しては、文系理系を問わず4割の企業が「感じられない」トップに上げたという。いかに、企業側から見れば、応募学生に物足りなさを感じていることの証拠でもある。
少し逆の立場から見てみると、「熱意が感じられない」「伝わってこない学生」が多いということは、反対に、熱意をアピールできれば他学生との大きな差異化も可能だということだ。
「熱意」とは、単に「声を大にしてアピール」するとか、オーバーアクションといったものだけでなく、この仕事がしたい、この会社で頑張りたい、自分の人生の夢・目標を達成するための手段として、この業界・この職種・この会社に人生を賭けたいという想いが伝わってくるか、である。
加えて、熱意にふさわしい研究をしているかどうか、業界・職種・企業研究の深さと広さにも関わってくる。いくら内容は問わないといっても、根拠のない志望動機では「本気なの?」と熱意以前のレベルを疑われてしまう。熱意にふさわしい行動が伴っているかだ。
もうすぐ、一部の大手企業を中心に採用選考のピークが来る。数が目的ではなく厳しい眼で採用選考してくるうえ、安易な内定は出さないだろう。相当厳しい選別が待っているはずだ。
志望動機のアピール度はどうか。本当にやりたいことを熱意をもって、具体的に訴えているだろうか。熱意は感じられるだろうか。もう一度、自分自身の本気度、働く意欲(働きたいのか、戦いたいのか)を見つめ直してみることである。
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