VOL.14 「就活の本番はこれからだ!」

 さて季節は早いもので5月中盤、もうすぐ梅雨入りのシーズンを迎える。超氷河期、超厳寒ともいわれる就職戦線、今年は本当に厳しい年になった。

 このHPを読んでいる学生諸君は、残念ながらGW前後の第一次内定・内々定出しのピークでの内定獲得ができなかった人ばかりだと推察する。かなり焦りを感じている人もいるだろうが、焦る必要はない。就活は「内定を早く獲得する」ことが目標ではなく、自分にとってベターな仕事・会社を発見しアタックすることが目標・目的だ。入社してしまえば、内定が早い遅いは何にも影響を及ぼさない。

 とはいうものの、これまでの就活で結果が出なかったのも事実であり、なぜ内定に結びつかなかったのかは真剣に見直す必要がある。ここで「景気が悪い」「採用が少ない」など環境のせいにするのはやめよう。こんな厳しい状況下であっても、4月末に大手金融機関の内定を7社もっている学生がいるのだ。就活そのものがきっと違うのだろう。

 まずは、志望している企業規模や業界を再検討する必要がある。残念ながら、超大手といわれるような企業の採用活動はとりあえず終わりだ。電力や鉄道といった内需中心での優良企業での採用活動は活発だったが、それも春先で終了。自動車を始めとする製造業も上昇傾向にあるとはいえ、国内での採用需要はか細いものだ。どこまでを中堅・中小企業というのは難しいところだが、早々と中小志望に転じて成功している学生も多い。

 次に、これまでの就活を振り返って、どの選考プロセスから停滞してしまうのかを明らかにすることだ。面接段階で止まってしまうことが多いと思うが、今年あたりは、エントリーシート・集団ディスカッションから先に進めない学生も頻出している。その企業に入るに必要な能力を見るのが、その企業の採用選考システム・ESの設問なわけだから、それを通過できないのは「その企業で働く資格なし」の結果として受け止めるしかない。

 面接系に弱みがある人は、就職部(課)に行き模擬面接を実施してもらうといい。内容面(自己PR、志望動機、その他質問への返答)だけでなく、面接時の態度、表情、視線など面接官の眼に映る外見面のアドバイス、指導してもらうと効果的だ。面接では「何を話しているか」も大切だが、それ以上に「誰がどのように話しているか」が合否の大きな鍵となることが多いからだ。

 同じミス、誤りを続けていいほど、これからの応募先は豊富ではない。しかも、実際の就活では自分の面接での姿をチェックできる機会は少ない。だからこそ、他者からチェック、評価・アドバイスもらえる機会は大切にすることだ。そこから立て直しのヒントが発見できるかもしれない。

 前半戦の結果は結果として受けとめ、次への準備に入ろう。本番はこれからだ!


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